お経について~光明真言
光明真言とは、真言宗において一番よく唱えられている真言で、大日如来の真言です。
古来より、光明真言の功徳は絶大であるというさまざまな言い伝えがあり、真言の王者であるとさえ言われています。
四国八十八ケ所のお遍路だけでなく、西国三十三観音霊場などの巡礼でも多くの方が唱えられています。
御本尊真言と同様にサンスクリットの発音で、日本語の発音に直されてはおりませんので、意味の分からない呪文のように聞こえますが、もちろんちゃんとした意味をもっています。
【光明真言】
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん
直訳では以下のようになるそうです。
「オーム、釈迦如来よ、大日如来よ、阿~如来よ、宝生如来よ、阿弥陀如来よ、光を放て、フーム」
そして、その意味は、次の通りです。
「心からお願い申し上げます。
宇宙におられ、遍照しておられる大日如来よ、その偉大な大いなる悟りよ、宝珠(智慧)と、蓮華(慈悲)の光明を差し伸べてください。
どうかお願いいたします。」
つまり、光明真言は、苦悩によって真っ暗な暗闇に落ち込んでしまった人々を、その暗闇から救い出す光明となる真言ということになります。
お遍路の旅を思い立たれた方の中には、人生の苦しみに悩んでいる方もおられると思います。
光明真言を、言葉の持つ真意を心にとめて唱えることで、苦しみも和らぐのではないでしょうか。
お遍路は心の旅でもあります。
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